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* 「食品ピラミッド」の後継は『マイプレート(MyPlate)』

日時: 2011/06/09(木) 15:49:21 メンテ
名前: tsunco

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昨日の報道から、

http://www.choosemyplate.gov/
http://dm-net.co.jp/calendar/2011/011596.php

>米国農務省(USDA)は6月2日、健康的な食生活を促進する米国人向けの食事ガイドライン「マイプレート(MyPlate)」を発表した。「マイプレート」は、肥満や生活習慣病を予防・改善するために、どのような食事をすれば良いのかを、記号(アイコン)でカラフルに視覚的に示したもの。
「マイ・プレート」は、米国で1992年に発表された「食品ピラミッド」を発展させたもの。食品ピラミッドでは、米国人の食事摂取基準を示すものとして、食品を量や重要度に応じ三角に配置し表示していた。摂取量がもっとも少ないピラミッドの最上段に脂肪、もっとも多い最下段は穀物となっていた。
 今回発表した「マイプレート」は、まん丸の「お皿」の絵を表示し、1枚の皿を4つに色分けしたデザインになっている。含まれている栄養素ごとに食品を4つのグループに分け、皿に盛った食品を示すことで、バランスの良い食事が視覚的に理解できるようにした。
お皿の半分を野菜と果物が、残る半分を穀物と蛋白質が占め、乳製品をあらわす飲み物のマークも皿の脇に添えられている。食事ガイドラインでは野菜、果物、全粒粉、蛋白質、乳製品の食品群をバランス良くとることを奨励している。
農務省での「マイプレート」の発表会では、子供や成人の肥満対策の活動に力を入れているミシェル・オバマ大統領夫人がプレゼンターになり話題となった。
「毎日の食事をより健康的に変えていくために、シンプルで分かりやすいガイドラインが必要だ。1日の仕事を終え帰宅したときに、ほとんどの人は家事や育児で忙しく、栄養学者と同じように食事の準備するのは難しいだろう。でも子供のお皿を見る余裕はある」とオバマ大統領夫人は説明する。
どのように食品を組合わせて選べば良いのか、多くの人にとって分かりにくい。マイプレートでは、お皿の半分に野菜と果物をのせ、脂肪分の少ない蛋白質性食品と穀物、低脂肪の乳製品を適切な量だけとるという、健康的な食生活を続けるために必要な知識をシンプルに示している。単に情報を与えるだけでなく、毎日の生活で実用的に活用できるものを目指した」と米農務省のTom Vilsack大臣は述べている

食事のエネルギー量をコントロールし、栄養バランスを改善するための10項目

1.エネルギー・バランス
 適正な体重を維持するために、1日に必要な食事のエネルギー量を知っておくことが必要。エネルギー摂取量(食事)とエネルギー消費量(身体活動)のバランスが乱れないようにしましょう。活発に体を動かすことは、エネルギーのバランス改善に役立ちます。

2.食事を楽しく でも食べなすぎないように注意
 ゆっくりと時間をかけて食事をとりましょう。早く食べすぎたり、別のことをしながら食事をとると、食べすぎにつながります。自分に必要な食事の量を知っておき、食前、食中、食後にチェックしましょう。

3.お皿に料理を盛り付けすぎない
 食べすぎを防ぐために、お皿やボウル、コップは小さめのサイズのものを使い、食事の前に料理の盛り付けを工夫しましょう。外食するときも、小さめのサイズを選び、ふだんの食事の量を思い出しましょう。

4.十分にとりたい食品
 野菜や果物、牛乳や乳製品を十分にとりましょう。これらの食品には、カリウム、カルシウム、ビタミンD、食物繊維が豊富に含まれます。

5.お皿の半分に野菜や果物をのせましょう
 お皿にトマト、イモ類、ブロッコリといった赤色やオレンジ色、緑色の緑黄色野菜や果物を添えましょう。

6.低脂肪・無脂肪の牛乳や乳製品に変えてみる
 低脂肪・無脂肪乳であれば、カルシウムなどの必須栄養素の量は同じでも、カロリーや飽和脂肪酸は少なくなります。

7.半分は全粒粉をとりましょう
 精製された小麦粉や白米をとる代りに、全粒粉や精白されていない玄米を増やしましょう。

8.減らしたい食品
 飽和脂肪酸、糖分、塩分が多く含まれる食品を減らしましょう。これらはソーセージやベーコン、ホットドッグといった肉類、ケーキやクッキー、アイスクリーム、キャンディーなどのお菓子、甘い清涼飲料、スナック類やピザなどの加工食品に多く含まれます。たまにとるのはいいけれど、毎日とるのは良くありません。

9.食品の塩分量をチェック
 スープ、パン、冷凍食品などの加工食品は、栄養表示を見て塩分(ナトリウム)量の少ないものを選びましょう。米国で販売されている缶詰食品には「低ナトリウム」や「減ナトリウム」、「無塩」といった表示があります。

10.糖分の多い清涼飲料の代りに水を飲みましょう
 飲料水か糖分を加えていない飲料を選び、摂取エネルギー量をコントロールしましょう。米国で販売されている炭酸飲料や清涼飲料、スポーツドリンクの多くは糖分を加えてあるので、注意が必要です。

ツッコミ処満載のプレートでございますこと(笑)。
5/31にご紹介した板東・中村の『21世紀アンチエイジング・健康食ピラミッド』の方が余程まともでございます。


『太らない、病気にならない、おいしいダイエット ―ハーバード大学公式ダイエットガイド』 [単行本]
ウォルター C. ウィレット (著) 前田 和久 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88-%E2%80%95%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-C-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/dp/4334973965/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1307601525&sr=8-1

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 4.0

ウィレット&前田:名師弟コンビが贈るバイブル的名著!でも我が国では売りにくいかも?, 2008/2/25

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 太らない、病気にならない、おいしいダイエット ―ハーバード大学公式ダイエットガイド (単行本)

原著は、ハーバード大の栄養学の重鎮、ウィレット博士の名著である。翻訳者はAdiponectinの発見者:阪大の若き才能、前田先生である。博士は、かの本田賞(2004年度)に輝いている世界的権威である。博士が最新知見を元に、一切のしがらみ無く、作ったのが新しいフード・ピラミッドなのだ。この新しいピラミッドのキーポイントは以下の3点である。
 
 その第一は、炭水化物についてである。白米、白パン、白パスタ、白糖、芋類な精白穀物(=易吸収性炭水化物=「白物」と私は呼んでいる)は極く控えめに摂る事を勧めている。逆に、玄米、全粒小麦などの未精白穀物(=難吸収性炭水化物)は毎度毎度摂る事を勧めている。これには異論もある。何故なら、特に糖尿病の方は、未精白穀物によってさえもグルコース・スパイクを防げず、危険だからだ。残念ながら、炭水化物に良質なものは無いのだ。但し、「食の棲み分け」、「食い分け」、「テーラーメイドダイエット」を考えるならば、まあ、致し方ない面もあるかも?。 
 
第二は、アルコールを勧めている事である。勿論、大酒呑みはダメで、適量の飲酒ではあるが。はっきりと酒がいいと仰る栄養学関係者は実際、稀である。但し、博士は、疫学的にはアルコール摂取群で乳癌、大腸癌が増えるという。しかし、この害は葉酸の併用で防げるとの事。従って、博士は総合ビタミン剤(サプリメント)の摂取も勧める。この点に関して、糖質入りアルコール飲料(ビール、日本酒、どぶろく等)がこれらの発癌を増やすのは、博士の仰る通りかもしれないが、若干のデータからだが、焼酎などの蒸留酒(=糖質ゼロ)にはその危険は無い、と私は考えている。また、赤ワインについては、含有ポリフェノールであるレスベラトロールに、ガンの発現を抑制する効果があることが報告されているが、実験モデルでの話しである。また、最近出てきた糖質ゼロ発泡酒は当然、データはまだ無い。 

 その第三は、「脂肪は選んで摂る」との教えである。不飽和脂肪酸(一価はオリーブオイルに多いオレイン酸など、多価はEPA、DHAなどの魚脂である)は善玉オイルであり、積極的に摂る事を勧める。一方、飽和脂肪酸(肉、バターなど)は、控えめに摂る事を勧めている。博士は、飽和脂肪酸と精製炭水化物を、同ランク(フード・ピラミッドの頂上部分:「悪の両横綱」)としているが、ここは少し、異論がある。私は精製糖質の方が、明らかに悪ランクと思っている。同列に扱ってはならない。従って、私は易吸収性・精製糖質を、「悪の一人横綱」と呼んでいる。過剰精製炭水化物の方が善玉長寿ホルモン:アディポネクチン濃度を下げるのだ。次回の改訂でそうなる事に期待。また、博士はトランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュ等)が極めて危険(動脈硬化を超加速する為)だと既に指摘していて、実際、後年(2006年)、ニューヨーク州ではトランス脂肪酸は全面禁止されている。禁止とまでは行かなくても、その他の全米49州総てで、トランス脂肪酸含有量の表示義務があり、また、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国がどんどん増えているのに対し、日本では全くの野放し状態なのである(恐)。何処までも、国民の健康、生命より、業界の利益を優先するお国柄である(怒)。薬害肝炎、薬害ヤコブ、薬害エイズしかりである。あんまり言うと経済産業省、厚生労働省にやられそうだが(笑)。

簡単に手に入らない方は、本田財団・本田賞授与式記念講演(2004.11.17.)のリポートに、今すぐアクセス。本書のエッセンスが充分に詰まっている。勿論無料である(笑)。ダイエットや健康食、食の安全に関心のある方にお勧めできる。但し、ピラミッドの頂上の最も避けるべき食品の一つとして、white rice(白米)と明記しちゃってますので、我が国では売りにくいでしょうね、恐らく(笑)。

2004年度 本田賞
ハーバード大学パブリックヘルス校栄養部門主任教授
ウォルター・C・ウィレット医学博士へ本田財団が授与
http://www.honda.co.jp/news/2004/c040929a.html

毎日主食としている白米こそが、負担になっている
http://www.aaw21.com/special/0708.html

 
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