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* Nスペ『あなたの寿命は延ばせる。発見!長寿遺伝子』

日時: 2011/06/27(月) 15:26:14 メンテ
名前: tsunco

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昨日夕(6/25)は大阪中之島の某有名ホテルで伊藤裕慶大医教授のご講演を拝聴する機会に恵まれました。
転写因子P16、アンギオテンシン・ブロックメモリー、ストレイン・ヴェッセル、ペルオキシソーム、スリット障害、カタレイス・・・
それはそれは素晴らしくも新しい知見のオンパレードでございました。

大層気分を良くして今朝(6/26)起きてみると、今度は皆様のNOKがこれまた面白い番組を朝から放送です(笑)。
朝10時からの「とっておきサンデー」では特にリクエストの多かった好評番組を再放送するのだとか。
その番組と言うのがこちら。

『あなたの寿命は延ばせる。発見! 長寿遺伝子』

何でも、6/12(日)21時から放送されたNスぺらしい。
小生、迂闊にもこんな良い番組を見逃していました。
反響が大きいのも当たり前ですな、この内容でしたら。
但し「カロリー制限」ってとこは本当は「糖質制限」「グルコース制限」なんですが・・・
まあ、皆様のNOKにそこまで求めるのは酷かも知れませんね。
聴く所に拠れば、丁度1週間後の7月3日(日)午後3時50分〜4時40分にも地上波総合TVで再々放送されるみたいですよ。
2回とも見逃してしまったと言うお方は今度こそお見逃しなく(笑)。
私は既にHDDに予約済みです。
ひょっとして永久保存かも(笑)。

本日の写真は此の番組の主役・長寿遺伝子サーチュインの発見者MITのL.ガレンテ博士です。
昨夕の伊藤先生の講演にももちろんご登場でございました(笑)。
伊藤教授に拠れば、先の3/11の大地震の際に、イの一番に入ったお見舞いメールはガレンテ博士からのものだったとか。
ガレンテ博士って本当に「いい人」みたいです。
ご講演ではガレンテ博士との共同研究の成果を発表しておられましたが、それはホンの一部だけ。
肝の部分は未だ「インプレス」で、触れられないのだとか。
残念〜〜〜〜ん(笑)。
今後のお二人の共同研究の発展が楽しみです。

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011028825SC000/index.html
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110612.html

>老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。「サーチュイン遺伝子」というその遺伝子は、特別な人でなくても、誰もが持っている。うまく働かせられれば、平均寿命は100歳を超える。衝撃の発見の詳細を、萩本欽一さんの案内で分かりやすくお伝えする。
サーチュイン遺伝子は最初に酵母で見つかり、その後、ハエ、ネズミ、サル、ヒト、と、地球上のほとんどの生物が持っていることが分かった。動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きを強めることによって、寿命が20〜30%延びることが確認された。
「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」など、老化をもたらす具体的な要因が最新の研究で分かって来ている。サーチュイン遺伝子がONになると、指揮者のように働いて、100近くの老化要因を抑える。その結果、肌、血管、脳など様々な器官が若く保たれ、寿命が延びるのだと考えられている。
この遺伝子、万人が持っているが、普段は眠っていて働かない。しかし、働かせる簡単な方法も分かった。さらにはサーチュイン遺伝子の機能を高める“長寿薬”も開発途上にある。果たして、人間の寿命はどこまで延びるのか?最新科学の成果を追う。


http://ocky.blog129.fc2.com/blog-entry-428.html

>2011年6月12日放送の「NHKスペシャル」は、“あなたの寿命は延ばせる〜発見!長寿遺伝子・サーチュイン〜”でした。100才や120才まで寿命を延ばすことが可能な遺伝子が発見されたという報告です。
寿命を延ばす遺伝子が見つかった。この遺伝子は誰でも持っているが普段は眠っていて活動していない。この遺伝子のスイッチをonに出来れば長寿命につながる。メアリーウッド大学ジェームズスモリガ博士は、“近い将来、誰もが老化を遅らせ寿命を100才まで延ばせる時代が来る。"という。この遺伝子は普通の暮らしでは働かずOFFになっている。
ウイスコンシン大学リチャードワインドルック博士等の老化に関する研究で、長寿遺伝子をONにするにはカロリーを30%制限すると良いことが分かった。
「ミトコンドリア」は細胞内のエネルギー工場。加齢により弱り減る。病原菌と闘う「免疫細胞」は、年をとると暴走して自分の体を攻撃して老化を進める。
年を取るとミトコンドリアが弱って活性酸素を出すようになると体の細胞を壊すようになり、結果として糖尿病や認知症になる。免疫細胞が自分の血管を攻撃すると動脈硬化になるが、カロリー制限すると攻撃が抑えられ動脈硬化が改善する。
ワシントン大学ルイジフォンタナ博士は、“カロリー制限によって、人間も寿命を延ばせると思う。寿命120才までも可能だと思う。”と言う。
長生きの秘訣は腹八分。継続的なカロリー制限。自分の生活に必要な1日のエネルギー量を算出して、この25%LESSを目標摂取カロリーとする。むやみにカロリーだけへらしてもダメで栄養士に食事のバランスを考えて貰う必要がある。体内のサーチュイン遺伝子がカロリー制限で働き始めると、ミトコンドリアの数が増え、免疫細胞がおとなしくなり血管などの老化を改善、長生き出来るようになる。サーチュインは100種類近くある老化の原因を抑える効果がある。
サーチュイン遺伝子は、2000年にマサチューセッツ(工科)大学レオナルド・ガレンテ博士やワシントン大学今井眞一郎博士によって発見された。遺伝子の働きを強めるとあらゆる生物の寿命が延びることを確かめた。
サーチュイン遺伝子は、カロリー制限で軽い飢餓状態を作ると働き始める遺伝子。金沢医科大学糖尿病・内分泌内科の古家大祐博士によると、“7週間以上、カロリー制限を続けるとサーチュイン遺伝子をonに出来る”と言う。
30代、40代などで始めた方が老化を遅らせ長生き出来るとのこと。但し、もともと食が細い人は年を取ってから急に始めないこと、カロリー制限でかえって栄養が不足して体に悪いそうだ。但し、カロリー制限は途中でやめるとすぐにサーチュインは働かなくなるから、一生続けないと効果がない。
そこで考えられたのがサプリメントの活用。メアリーウッド大学の調査で、レスベラトロールの摂取で、サーチュイン遺伝子の働きが強まり、記憶力が良くなったり、血管が柔らかくなり動脈硬化が改善して、5才くらい若返った人もいることが分かった。レスベラトロールを飲み続けると、サーチュイン遺伝子が眠ったような人でも、カロリー制限せずにONに出来る事が分かった。
大手製薬メーカーがレスベラトロールの開発に取り組んでおり、将来、高血圧、糖尿病、動脈硬化、高脂血症、認知症等の予防や治療に効果があるのではと期待されている。薬の承認までにはまだ時間がかかるので、今すぐ試したければサプリメント(栄養補助食品で100種類くらい出ている)の活用になる。1ヶ月2000円〜3000円。但し、薬と違って人間での効果は保証されていない。有効成分が充分含まれていなかったり、成分が変化しているサプリメントもあると言うから購入にあたっては注意したい。


『レオナルド・ガレンテ―「長寿遺伝子」を解き明かす』 (NHK未来への提言) [単行本]
レオナルド ガレンテ (著)
白澤 卓二 (著)
Leonard Guarente (原著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E2%80%95%E3%80%8C%E9%95%B7%E5%AF%BF%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E3%80%8D%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%8D%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-NHK%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8F%90%E8%A8%80-%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89-%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86/dp/4140812230/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1309089135&sr=8-1

8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 5.0

今、最もノーベル医学・生理学賞に近い男の物語, 2010/8/14

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
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レビュー対象商品: レオナルド・ガレンテ―「長寿遺伝子」を解き明かす (NHK未来への提言) (単行本)

NHK BSHIで放映された番組「NHK未来への提言」シリーズの書籍版である。
インタビュー形式で書かれており、非常に読みやすくて1時間もあればOK。

ガレンテ教授(米国MIT)は今、最もノーベル賞(医学生理学賞)に近い男である。教授は酵母の長寿遺伝子Sir2の発見者(1999年)である。SirとはSilent Information Regulatorの略である 。
Silent Informationとは眠っている遺伝子情報という意味である。眠っている遺伝子を発現させたり、逆に黙らせたり上流よりいろいろ制御する遺伝子群の事である。それによりコードされ、作られて来る酵素タンパク質の実態は、NAD+ 依存型脱アセチル化酵素(デアセチラーゼ)とわかった。

Sir はCR(糖質制限)で活性化してくる。糖質制限はサーチュインを介して抗老化司令塔(FOXO)を活性化する。結果、ミトコンドリアは長持ちするのである。Sirはその時の環境の餌の多寡により、細胞内環境をかえる一種のエネルギーセンサーであるといえる(Epigenetics)。Sirは酵母のような原始的生命体からヒトまで見事に保存されている。

教授は日本エイジマネジメント医療研究機構の招きに応じ、2007.03.25.来日され、1日2回の講演をこなされた。この魔法の長寿遺伝子Sirtuinsに興味のある方は、日本エイジマネジメント医療研究機構のホームページに今すぐアクセスして、イベント・リポート(2007.04.23.)内のガレンテ教授の寄稿文を今すぐチェックすべし!。ガレンテ教授の素晴らしい来日記念講演の要旨を何とただで読む事が出来る。
寿命、健康に興味のある方にお勧めである。

日本エイジマネージメント医療研究機構 発足記念・シンポジウム(2007/3/25)
http://www.age-m.org/age_event/age_event/index.html
http://www.age-m.org/age_event/age_event/japanese.html
http://www.age-m.org/age_event/age_event/sympos.html

ガレンテ博士と伊藤裕教授が揃ってご登場です。

>肥満をベースにした代謝性疾患である生活習慣病の重積とその循環器合併症は、“メタボリックドミノ”として一連の流れと連鎖のなかで捉えるのが適切である。カロリー制限による寿命延長の基盤として、低血糖、低インスリン血症、インスリン感受性亢進があり、まさにメタボリックドミノの流れと対照をなす。したがって、加齢現象は、“メタボエイジング”として把握することが重要である。我々は、メタボリックドミノの病態を代謝臓器、循環器から分泌される新しいホルモンの分泌異常としてとらえ、メタボエイジングの包括的治療において、心臓血管ホルモンに注目してその臨床応用を目指したトランスレーショナルリサーチを展開している。(伊藤)

>紀元前の古来より、人類は不老長寿の薬を求めて様々な研究を重ねてきました。現在、カロリーを制限した食餌は高等動物の寿命を延ばすもっとも確かな方法であることが知られています。カロリー制限にはがんや心血管疾患、神経変性疾患および糖尿病など加齢に関わる主要な疾患の発症を遅らせることや、予防する効果があることもわかりました。
 低カロリーが健康増進の誘因となり、高カロリーがその逆の誘因となるメカニズムとは何でしょう。この10年あまりの間で、我々の治療及び薬剤に対する概念を覆すような考え方が明らかになってきています。その中の一つがSIR2と呼ばれる長寿遺伝子の発見です。このSIR2が活性化すると、線虫や酵母の寿命が1.5倍程度延びることがわかりました。また、カロリー制限を与えるとSIR2の働きが活性化することもつき止められました。一方、線虫や酵母のSIR2に対して、ヒトにはSIRT1というサーチュインが認められており、SIR2とSIRT1は極めて高い類似性を持つことがわかっています。
 SIRT1もカロリー制限を与えると活性化しますが、人間は低カロリーの食事を採り続けると健康面において多くのデメリットが現れます。そこで、SIRT1を活性化させる物質の研究が進められ、ポリフェノールの一種であるリスべラトロールにその効果を引き出す効能があることが明らかになったのです。さらに、リスべラトロールは高脂肪・高カロリーの餌を与えられたマウスの寿命を延ばす、という実験結果も発表されました。これらの考え方をヒトにも応用することで「エイジング」という新たな目標を掲げた薬剤を作っていくことができます。それは、熟練者がより長く現役を続ける事で、より生産性の高い社会の出現につながります。また、病気を患う期間が短くなる為、健康維持にかかるコストも削減されると考えます。我々は大きな期待を持って研究に臨んでいます。(ガレンテ)

 
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