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* 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池

日時: 2011/07/28(木) 08:54:14 メンテ
名前: tsunco

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糖質制限食と発癌リスクに関しては皆様大変関心が高い所だと思います。
先日(7/24)の日本ローカーボ食研究会・第1回学術集会でも灰本先生がきっちりと触れておられました。
「日本人の場合、癌が死因のトップなのに、癌との関係に触れないのは怪しからん!」と怒っておられましたな(笑)。
全く同感です。
また、同研究会のHPにもこう書かれております。

医療機関の皆様へ
http://low-carbo-diet.com/greeting/to_dr/

>海外でのローカーボ食の医学的研究はアトキンスから遅れること30年,しかし,すでに数百編もの英論文があります。他の研究分野と大きく異なる点は動物実験がきわめて少なく臨床研究がほとんどです。これは,ローカーボ食が基礎研究を抜きにしていきなり患者さんたちへ民間療法として試されたという歴史を物語っています。
最近では,ローカーボ食と従来のカロリー制限食を比較したハーバード大学による大規模・長期コホート研究(女8.5万人26年間,男4.5万人20年間)が登場するに至りました。そして,脳血管死だけでなく癌も含めた総死亡数で比較すると,ローカーボ食を厳しく実行すればするほどカロリー制限食に比べて死亡率が上昇していくことが明らかとなりました。

さて、ここに登場している『ローカーボ食と従来のカロリー制限食を比較したハーバード大学による大規模・長期コホート研究』とは、以下にご紹介する有名論文の事です。
栄養学の世界的権威・Walter C. Willett博士(写真)も共著者に名を連ねています。

Low-Carbohydrate Diets and All-Cause and Cause-Specific Mortality
Two Cohort Studies
Annals of Internal medicine
September 7 2010 vol.153 Issue5 p289-298 
Teresa T. Fung, Rob M. van Dam, Susan E. Hankinson, Meir Stampfer, Walter C. Willett, and Frank B. Hu
http://www.annals.org/content/153/5/289.short
Abstract
Background: Data on the long-term association between low-carbohydrate diets and mortality are sparse.
Objective: To examine the association of low-carbohydrate diets with mortality during 26 years of follow-up in women and 20 years in men.
Design: Prospective cohort study of women and men who were followed from 1980 (women) or 1986 (men) until 2006. Low-carbohydrate diets, either animal-based (emphasizing animal sources of fat and protein) or vegetable-based (emphasizing vegetable sources of fat and protein), were computed from several validated food-frequency questionnaires assessed during follow-up.
Setting: Nurses' Health Study and Health Professionals' Follow-up Study.
Participants: 85 168 women (aged 34 to 59 years at baseline) and 44 548 men (aged 40 to 75 years at baseline) without heart disease, cancer, or diabetes.
Measurements: Investigators documented 12 555 deaths (2458 cardiovascular-related and 5780 cancer-related) in women and 8678 deaths (2746 cardiovascular-related and 2960 cancer-related) in men.
Results: The overall low-carbohydrate score was associated with a modest increase in overall mortality in a pooled analysis (hazard ratio [HR] comparing extreme deciles, 1.12 [95% CI, 1.01 to 1.24]; P for trend = 0.136). The animal low-carbohydrate score was associated with higher all-cause mortality (pooled HR comparing extreme deciles, 1.23 [CI, 1.11 to 1.37]; P for trend = 0.051), cardiovascular mortality (corresponding HR, 1.14 [CI, 1.01 to 1.29]; P for trend = 0.029), and cancer mortality (corresponding HR, 1.28 [CI, 1.02 to 1.60]; P for trend = 0.089). In contrast, a higher vegetable low-carbohydrate score was associated with lower all-cause mortality (HR, 0.80 [CI, 0.75 to 0.85]; P for trend ≤ 0.001) and cardiovascular mortality (HR, 0.77 [CI, 0.68 to 0.87]; P for trend < 0.001).
Limitations: Diet and lifestyle characteristics were assessed with some degree of error. Sensitivity analyses indicated that results were probably not substantively affected by residual confounding or an unmeasured confounder. Participants were not a representative sample of the U.S. population.
Conclusion: A low-carbohydrate diet based on animal sources was associated with higher all-cause mortality in both men and women, whereas a vegetable-based low-carbohydrate diet was associated with lower all-cause and cardiovascular disease mortality rates.

一方、江部康二先生のお考えは以下の通りです。

スーパー糖質制限食に発ガンのリスクはあるのか?@(2011/6/27)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1716.html

>スーパー糖質制限食に発ガンのリスクはあるのでしょうか?
総摂取カロリーに対して
「脂質56%、タンパク質32%、糖質12%」
という構成比がスーパー糖質制限食です。
当然、従来の一般的な食生活に比べれば、高脂質・高タンパク食となります。
ブログ読者の皆さんが一番心配なのは、高脂質・高タンパク食を長年続けたら、何らかのガンになり易くなるのではないかという懸念でしょう。
これに対しては、
「スーパー糖質制限食と発ガンのリスクに関するエビデンスはない」
というのが、結論です。
すなわち、
「スーパー糖質制限食で発ガンのリスクが増えるというエビデンスはない。」
ですし、一方
「スーパー糖質制限食で発ガンのリスクが減るというエビデンスもない。」
ということです。
これは、糖質摂取比率12%の集団と通常食の集団におけるガンの発生を、10年.20年経過を追ったような臨床研究は、現時点で存在しないので、当然の結論です。
【低炭水化物食と全死亡率および死因別死亡率:二つのコホート研究
「Annals of Internal medicine
September 7 2010 vol.153 Issue5 p289-298 
Low-Carbohydrate Diets and All-Cause and Cause-Specific Mortality:Two Cohort Studies
Teresa T. Fung, Rob M. van Dam, Susan E. Hankinson, Meir Stampfer, Walter C. Willett, and Frank B. Hu」
要旨
「低炭水化物食と死亡率の関連を長期にわたって調べたデータはほとんどない。今回,前向きコホート研究で,Nurses' Health Study(訳注:看護師の健康調査)に参加した85,168人の女性とHealth Professionals' Follow-up Study(訳注:医療従事者追跡研究)に参加した44,548人の男性を最大26年間追跡した。動物性脂肪および蛋白質を重視した食事では,全死亡率,心血管死亡率,がん死亡率が高かった。一方,植物性脂肪および蛋白質を重視した食事では,全死亡率と心血管死亡率が低かった。」】
この論文の、
「糖質制限食(低炭水化物食)で、動物性脂肪および蛋白質を重視した食事では、全死亡率、心血管死亡率、がん死亡率が高かった。」
を根拠にして、糖質制限食は発ガンのリスクが懸念されると言う人もいますが(灰本先生のこと?)、これは根本的な誤解です。
この論文はあくまでも、総摂取エネルギーの35〜42%を、炭水化物から摂取しているグループにおける話です。
総摂取エネルギーの12%を糖質から摂取しているグループ は、この論文のどこにも登場しないので、比較不能です。
つまり、高雄病院流のスーパー糖質制限食を実践している人においては、この論文は全く参考になりません。
炭水化物を総摂取エネルギーの60%食べているグループに比べれば、炭水化物35〜42%のグループのほうが、確かに低糖質食です。それで低炭水化物食のコホート研究としたのでしょう。
一方、糖質を総摂取エネルギーの12%しか食べていないグループに比べれば、炭水化物35〜42%のグループは3倍以上の高糖質食であり、低糖質食とは言えません。
これまで多くの研究で、高インスリン血症による腫瘍増殖・発ガン促進作用が示されています。
糖質を総摂取エネルギーの12%とする、スーパー糖質制限食なら食事1回分の糖質は10〜20gで、追加分泌インスリンは、せいぜい基礎分泌の約2倍ていどです。
一方、炭水化物摂取比率35〜42%のグループは、1回の食事の糖質は50g以上であり、食事の度に約10〜20倍の追加分泌インスリンが分泌されます。
すなわち、炭水化物摂取比率35〜42%のグループでは、明白な発ガンリスクとなるインスリン分泌が改善できていません。
これだけのインスリン分泌量は、糖質60%のグループとさほど変わらないと思います。
スーパー糖質制限食なら、発ガンリスクのインスリン分泌は極少量で済みます。
これらのことは生理学的な事実です。
また国際糖尿病連合(International Diabetes Federation:IDF)の「食後血糖値の管理に関するガイドライン」2007年、によれば、食後高血糖そのものが、ある種のガンのリスクとなります。
糖質を総摂取エネルギーの12%とするスーパー糖質制限食なら、食後高血糖は生じませんが、炭水化物摂取比率35〜42%のグループは、1日3回以上食後高血糖を生じます。
「インスリン分泌が極少量」「食後高血糖がない」という、発ガンリスクを軽減させる効果があるスーパー糖質制限食において、長年続けることでそれらを上回る何らかの発ガンリスクが、存在するのかしないのかということは、今後長期にわたり検討していく必要はあるでしょう。
幸い、現在までそのような謎の発ガンリスクは知られていませんが・・・。
結論です。
「スーパー糖質制限食と発ガンのリスクに関するエビデンスはない」のですが、発ガンリスクが明白に確認されているインスリンの分泌が、スーパー糖質制限食なら、極少量に抑えられることは、生理学的事実です。
また、発ガンリスクの一つの食後高血糖も、スーパー糖質制限食なら生じません。


将に真っ向ガチンコ勝負ですな(笑)。
でも、灰本先生と江部先生は決して仲が悪い訳ではなく、逆にお二人とも「長年の友人である」と公言しています。
実際その証拠に、江部先生のブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』には灰本クリニックのリンクが張られています。
また、先日の会でも灰本先生も『インスリンってのは余り良い事やっていないみたい。」と確かに仰ってましたので、基本認識に大きな違いは無い筈なんですが。

>これまで多くの研究で、高インスリン血症による腫瘍増殖・発ガン促進作用が示されています。
>糖質を総摂取エネルギーの12%とするスーパー糖質制限食なら、食後高血糖は生じませんが、炭水化物摂取比率35〜42%のグループは、1日3回以上食後高血糖を生じます。
>この論文はあくまでも、総摂取エネルギーの35〜42%を、炭水化物から摂取しているグループにおける話です。総摂取エネルギーの12%を糖質から摂取しているグループ は、この論文のどこにも登場しないので、比較不能です。つまり、高雄病院流のスーパー糖質制限食を実践している人においては、この論文は全く参考になりません。

ここは全く同感です。しかしながら、

>スーパー糖質制限食なら食事1回分の糖質は10〜20gで、追加分泌インスリンは、せいぜい基礎分泌の約2倍ていどです。
>インスリンの分泌が、スーパー糖質制限食なら、極少量に抑えられることは、生理学的事実です。

こっちは大いに議論の有る所だと思います。
さて、このガチンコ土俵に、引き続いて釜池豊秋先生が乱入です(笑)。
釜池先生は、スーパー糖質制限食(1回の糖質は10〜20g)では確かに食後高血糖は生じないが、急性インスリン応答(AIR)までは避けられないと主張します。(『糖質ゼロの健康法』187p)
ヒトによって個人差は有るが、大体糖質を1回に5g以上摂取すると、どうしても一定かつ大量のインスリンがドカンと分泌されてしまうと言うのです。
この生理的現象を『急性インスリン応答(AIR)』と言います。
江部先生が仰るような『極少量』では決してありません、『一定かつ大量』のインスリンです。
一方、釜池先生が提唱する1回当り糖質5g未満の『糖質ゼロ食』ではAIRを防ぐ事が可能となります。
インスリンの追加分泌第1相(AIRの事)は基本的に起こりません、ゼロです。
つまりAIRはオール・オア・ナン(全か無か)、スイッチが入るか入らないか、なのです。
釜池先生に拠れば「糖質が5g超えるか超えないか、其れが問題だ。」なのです。
そして、私がここで何度も述べて来たとおり、インスリン・IGF-1は腫瘍細胞増殖・発ガン促進・老化促進因子そのものでございます。
釜池先生が「糖質ゼロ食では、余程の事が無い限り癌にはならない。また、糖質ゼロ食はスローエイジングに繋がる。」と主張する根拠でございます。
また、伊藤裕教授(慶大医)が「インスリンシグナルの増強は老化を促進するので、インスリン抵抗性は老化防御になる。」という根拠でもあります。
勿論、糖質ゼロが発癌予防・老化予防になる事を示したエビデンスは世界中何処探しても有りませんので悪しからず。
飽く迄、釜池先生のお説は理論的な仮説の段階でございます。
スーパー糖質制限食も、糖質ゼロ食もエビデンス造りがこれからの課題でございますな。
大層氣の長い・大金が掛かる話になりますが(笑)。


『太らない、病気にならない、おいしいダイエット ―ハーバード大学公式ダイエットガイド』 [単行本]
ウォルター C. ウィレット (著)
前田 和久 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88-%E2%80%95%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-C-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/dp/4334973965/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1311737678&sr=8-1

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 4.0

ウィレット&前田:名師弟コンビが贈るバイブル的名著!でも我が国では売りにくいかも?, 2008/2/25

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 太らない、病気にならない、おいしいダイエット ―ハーバード大学公式ダイエットガイド (単行本)

原著は、ハーバード大の栄養学の重鎮、ウィレット博士の名著である。翻訳者はAdiponectinの発見者:阪大の若き才能、前田先生である。博士は、かの本田賞(2004年度)に輝いている世界的権威である。博士が最新知見を元に、一切のしがらみ無く、作ったのが新しいフード・ピラミッドなのだ。この新しいピラミッドのキーポイントは以下の3点である。
 
 その第一は、炭水化物についてである。白米、白パン、白パスタ、白糖、芋類な精白穀物(=易吸収性炭水化物=「白物」と私は呼んでいる)は極く控えめに摂る事を勧めている。逆に、玄米、全粒小麦などの未精白穀物(=難吸収性炭水化物)は毎度毎度摂る事を勧めている。これには異論もある。何故なら、特に糖尿病の方は、未精白穀物によってさえもグルコース・スパイクを防げず、危険だからだ。残念ながら、炭水化物に良質なものは無いのだ。但し、「食の棲み分け」、「食い分け」、「テーラーメイドダイエット」を考えるならば、まあ、致し方ない面もあるかも?。 
 
第二は、アルコールを勧めている事である。勿論、大酒呑みはダメで、適量の飲酒ではあるが。はっきりと酒がいいと仰る栄養学関係者は実際、稀である。但し、博士は、疫学的にはアルコール摂取群で乳癌、大腸癌が増えるという。しかし、この害は葉酸の併用で防げるとの事。従って、博士は総合ビタミン剤(サプリメント)の摂取も勧める。この点に関して、糖質入りアルコール飲料(ビール、日本酒、どぶろく等)がこれらの発癌を増やすのは、博士の仰る通りかもしれないが、若干のデータからだが、焼酎などの蒸留酒(=糖質ゼロ)にはその危険は無い、と私は考えている。また、赤ワインについては、含有ポリフェノールであるレスベラトロールに、ガンの発現を抑制する効果があることが報告されているが、実験モデルでの話しである。また、最近出てきた糖質ゼロ発泡酒は当然、データはまだ無い。 

 その第三は、「脂肪は選んで摂る」との教えである。不飽和脂肪酸(一価はオリーブオイルに多いオレイン酸など、多価はEPA、DHAなどの魚脂である)は善玉オイルであり、積極的に摂る事を勧める。一方、飽和脂肪酸(肉、バターなど)は、控えめに摂る事を勧めている。博士は、飽和脂肪酸と精製炭水化物を、同ランク(フード・ピラミッドの頂上部分:「悪の両横綱」)としているが、ここは少し、異論がある。私は精製糖質の方が、明らかに悪ランクと思っている。同列に扱ってはならない。従って、私は易吸収性・精製糖質を、「悪の一人横綱」と呼んでいる。過剰精製炭水化物の方が善玉長寿ホルモン:アディポネクチン濃度を下げるのだ。次回の改訂でそうなる事に期待。また、博士はトランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュ等)が極めて危険(動脈硬化を超加速する為)だと既に指摘していて、実際、後年(2006年)、ニューヨーク州ではトランス脂肪酸は全面禁止されている。禁止とまでは行かなくても、その他の全米49州総てで、トランス脂肪酸含有量の表示義務があり、また、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国がどんどん増えているのに対し、日本では全くの野放し状態なのである(恐)。何処までも、国民の健康、生命より、業界の利益を優先するお国柄である(怒)。薬害肝炎、薬害ヤコブ、薬害エイズしかりである。あんまり言うと経済産業省、厚生労働省にやられそうだが(笑)。

簡単に手に入らない方は、本田財団・本田賞授与式記念講演(2004.11.17.)のリポートに、今すぐアクセス。本書のエッセンスが充分に詰まっている。勿論無料である(笑)。ダイエットや健康食、食の安全に関心のある方にお勧めできる。但し、ピラミッドの頂上の最も避けるべき食品の一つとして、white rice(白米)と明記しちゃってますので、我が国では売りにくいでしょうね、恐らく(笑)。

 
Page: [1]
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.1 )
日時: 2011/07/27(水) 22:54:41 メンテ
名前: ぷっこちゅ

>勿論、糖質ゼロが発癌予防・老化予防になる事を示したエビデンスは世界中何処探しても有りませんので悪しからず。
飽く迄、釜池先生のお説は理論的な仮説の段階でございます。
スーパー糖質制限食も、糖質ゼロ食もエビデンス造りがこれからの課題でございますな。
大層氣の長い・大金が掛かる話になりますが(笑)。

結局ここですね(笑)
* ぷっこちゅさま ( No.2 )
日時: 2011/07/30(土) 08:15:44 メンテ
名前: tsunco

そうなんです、理論的仮説を実証するのがこれからの課題です。

今回のハーバードからの論文は糖質35〜42%の世界に言及したものなので、ス−パー糖質制限食(糖質12%)には殆ど参考になりません。
江部先生が仰るとおりで、激しく同意致します(笑)。
ましてや、糖質ゼロ(糖質0.5〜1.5%)の世界には全く関係ないものでございます、この論文。
全然当て嵌まりませんな。
従って、灰本先生の「ローカーボ食を厳しく実行すればするほどカロリー制限食に比べて死亡率が上昇していく」と言う表現は不正確極まりなく、賛成出来ません。
少なくとも「糖質60〜35%までの範囲では」と但し書きを付けなければ正確ではありませんから。
そしてそもそも、糖質35%を『厳しいローカーボ』と呼ぶのは笑止千万でございます(笑)。

むしろ、プチ(糖質40%)やスタンダード(糖質30%)糖質制限食には当て嵌まっていて、そう言うのは予後が悪くなるかも知れない、そう言う中途半端なレベルは早く卒業するか、初めからやらない方がマシだと教えてくれている論文かも知れないと私は考えております。
この論文の登場で、江部先生がプチやスタンダードに対して今後どういうスタンスになるのか、実は注目しておりますです、わたくし(笑)。

繰り返します。
糖質35%〜0%の世界の寿命・予後がどうなるのか。
寿命がそのまま右肩下がりになるのか、それとも反転してJカーブになるのか。
エビデンスは現時点ではありません。
これからの課題でございます。
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.3 )
日時: 2012/07/16(月) 15:50:37 メンテ
名前: あああ

マウス実験で糖質0化して問題が無いのなら、人間も糖質0化しても問題無さそうに思うけど、どうなのですか?
人間以外での実験実績ってあるの?
* あああさんへ ( No.4 )
日時: 2012/07/16(月) 16:10:34 メンテ
名前: tsunco

>人間も糖質0化しても問題無さそうに思うけど、どうなのですか?

そうです、問題ありません。
ヒトでは外から食事で糖質を全く摂らなくとも生きて行けます。
現実問題として本当に糖質を完全にゼロにする事は不可能ですけど。
肉にもグリコーゲンが含まれていますから。
ですから釜池先生は糖質5g/食未満を『糖質ゼロ』と称しておられるのですな。

ヒト以外の実験は浅学にして存じません。
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.5 )
日時: 2013/04/09(火) 11:55:25 メンテ
名前: 大虎猫

こんにちわ。
最近このブログを拝見して、興味を持ちましたのでコメントさせて頂きます。
ブログの中に「急性インスリン応答」の説明として、「一定かつ大量のインスリン」が分泌されるとありますが、これは具体的にはどの程度の量なのでしょうか?
またこれは摂取した糖質量とは全く無関係に分泌されるものなでしょうか?ブログ中には5g未満であれば急性インスリン応答は発生しないような表現がされているので、この限界値はどの程度なのか知りたいと思いました。
ご存知であればご教示頂きたくよろしくお願いいたします。
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.6 )
日時: 2013/04/12(金) 09:09:30 メンテ
名前: saty

tsunco様 初めまして。satyと言います。
引用元の記事中、

『むしろ、プチ(糖質40%)やスタンダード(糖質30%)糖質制限食には当て嵌まっていて・・・(以下省略)』
との記載があります。

私は「プチ・スタンダード・スーパー」の各パターンの違いは

◎1日の食事の中で、何回糖質の摂取を抜くか(1回の食事で摂取する糖質の割合や量ではない)

にあると理解し、実践しております。

tsunco様のご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。


引用:
引用元:>>2

> そうなんです、理論的仮説を実証するのがこれからの課題です。
>
> 今回のハーバードからの論文は糖質35〜42%の世界に言及したものなので、ス−パー糖質制限食(糖質12%)には殆ど参考になりません。
> 江部先生が仰るとおりで、激しく同意致します(笑)。
> ましてや、糖質ゼロ(糖質0.5〜1.5%)の世界には全く関係ないものでございます、この論文。
> 全然当て嵌まりませんな。
> 従って、灰本先生の「ローカーボ食を厳しく実行すればするほどカロリー制限食に比べて死亡率が上昇していく」と言う表現は不正確極まりなく、賛成出来ません。
> 少なくとも「糖質60〜35%までの範囲では」と但し書きを付けなければ正確ではありませんから。
> そしてそもそも、糖質35%を『厳しいローカーボ』と呼ぶのは笑止千万でございます(笑)。
>
> むしろ、プチ(糖質40%)やスタンダード(糖質30%)糖質制限食には当て嵌まっていて、そう言うのは予後が悪くなるかも知れない、そう言う中途半端なレベルは早く卒業するか、初めからやらない方がマシだと教えてくれている論文かも知れないと私は考えております。
> この論文の登場で、江部先生がプチやスタンダードに対して今後どういうスタンスになるのか、実は注目しておりますです、わたくし(笑)。
>
> 繰り返します。
> 糖質35%〜0%の世界の寿命・予後がどうなるのか。
> 寿命がそのまま右肩下がりになるのか、それとも反転してJカーブになるのか。
> エビデンスは現時点ではありません。
> これからの課題でございます。
 
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.7 )
日時: 2015/03/15(日) 23:20:34 メンテ
名前: 通りすがり

赤血球の活動の為に絶対に糖質は必要だから 筋肉を分解しエネルギー収支をマイナスにする様なリスクを負ってまで作り出しているという現実を無視して「糖質は不要」と言い張るのはひどい強弁と言うか 子供の駄々と変わりません。

肉食動物はすべて短命で 長生きする高等生物のベスト10は全て雑食あるいは草食と言うのが現実です。いくら高血糖のリスク云々言ってみたところで 糖質を摂取する生物の方が実際に老化を遅れさせて長生きしている事も紛れもない現実です。

「理論的仮説(笑)」は最初から破綻しているんだから 今後の実証もへったくれもありはしません(笑)
* Re: 糖質制限食と発癌リスク:灰本vs江部vs釜池 ( No.8 )
日時: 2015/06/29(月) 21:02:45 メンテ
名前: 私も通りすがりですが

私は糖質制限について信者でもアンチでもなく、客観的に真実を知りたいと思っております。

引用:
引用元:>>7
> 赤血球の活動の為に絶対に糖質は必要だから 筋肉を分解しエネルギー収支をマイナスにする様なリスクを負ってまで作り出しているという現実を無視して「糖質は不要」と言い張るのはひどい強弁と言うか 子供の駄々と変わりません。
>
> 肉食動物はすべて短命で 長生きする高等生物のベスト10は全て雑食あるいは草食と言うのが現実です。いくら高血糖のリスク云々言ってみたところで 糖質を摂取する生物の方が実際に老化を遅れさせて長生きしている事も紛れもない現実です。
>
> 「理論的仮説(笑)」は最初から破綻しているんだから 今後の実証もへったくれもありはしません(笑)
 

野生で捕食行動を行う肉食動物が短命なのは確かですが、それは直接の因果関係ではなく相関関係ということも十分考えられますね。通りすがりさんのような「アンチ」は「信者」同様最初から決めつけて考えてしまいますから想像に及ばなかったかもしれませんが、野生動物の食事は捕食行動が必須です。捕食能力が相対的に衰えることは死を意味するのですから、短命がプログラムされていることは種の保存にとって有利に働くことでしょう。

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