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* レスベラトロールからSRT-1720、そしてSRT-2104

日時: 2011/09/13(火) 09:58:16 メンテ
名前: tsunco

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6/26の記事でご紹介したレスベラトロールに関して、耳寄りの新情報をご紹介致します。
まずは6/26の記事を復習してみましょう。

Nスペ『あなたの寿命は延ばせる。発見!長寿遺伝子』(2011/6/26)
http://bbs11.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=ppkorori&mode=view&no=153

「何でもかんでもレスベラトロールだって?。
明らかに間違ったメッセージを発している。」
坪田教授(日本抗加齢医学会副理事長)は怒っておられましたな、このNスペ番組に対して。
そんな中、メガファーマは薬品として磨きを掛けているみたいです。


中年肥満体の健康と長寿にレスベラトロール
http://www.botanical.jp/libraries/science/2011/09/post.html

>合成レスベラトロールの投与で高カロリー食を続ける中年の肥満ネズミが健康で長生きできることが8月18日発行の「科学情報:Scientific Reports」誌に報告されました。人間に当てはまるかは時期尚早ですが、レスベラトロールが長寿に寄与する立証の一つといえそうです。
同じく8月18日にニューヨークタイムスが肥満ネズミと3分の1くらいのスリムネズミの写真を掲載し「レスベラトロールの実験で、肥満ネズミが健康になり、投与のない肥満ネズミより44%長寿」と報じて、ニューヨーカーが大騒ぎ。
美容と健康に関心の高いマンハッタン・アラフォーの期待は高まるばかりです。
実験に使用された中年肥満ネズミは全てが同等な高カロリー食事を与えられ、肥満増加度は同じでしたが、高カロリー食の弊害は明白。
肝臓や心筋の健康度マーカーとなるアミノ酸移転酵素ALT(アラニン・アミノトランスファーゼ: alanine aminotransferase ) 、AST(アスパルテート・アミノトランスファーゼ :aspartate aminotransferase )の血中濃度 は危機レベルを示し、肝臓への脂肪蓄積がみられました。
ところが、合成レスベラトロールを与えていた肥満ネズミグループのALT、ASTはスリムなネズミのレベルでした。
寿命に関して3年間の実験では合成レスベラトロールを何も与えられない肥満ネズミのグループに比べ、少量(30r/kg)与えられた肥満グループは4%、大量に与えられたグループ(100mg/kg)は18%長寿でした。
研究者は米国ボルティモアにある米国国立加齢医学研究所(NIA)のラファエル・ド・カルボ博士(Rafael de Cabo)PhD, (NIA:the National Institute on Aging)
博士はNIAの老年学実験研究室(Laboratory of Experimental Gerontology)で研究を続けています。
博士らの研究には、このほかにも、通常の食事を与えている肥満グループやスリムな通常ネズミでの実験があります。合成レスベラトロールを与えている肥満グループは、与えていない肥満グループに比べ、病気にかかる割合が減少し、生活の質を高めながら長生きしたそうですが、スリムな通常のグル―プに比べれば、はるかに短命だったそうです。
レスベラトロールが寿命を延ばし、生活習慣病に働く仕組みは細胞内でサーチュイン(sirtuins)酵素を活性化する働きが認められていますが、現在実験に使用されているのはレスベラトロールのポリフェノール構造と同じものではなく、同様な働きをする合成物質です。
製薬会社のグラクソスミスクライン(GSK)社が使用しているのはサートリス社(2008年にGSKが約700億円で買収)が開発した合成レスベラトロールSRT-1720。
SRT-1720に対しては、同じく長寿の作用を謳うファイザー社の免疫抑制剤ラパマイシン(Rapamycin:商品名Rapamune)の存在もあり、効能や副作用について、研究者間で様々な攻撃があります。
GSKではすでにSRT-1720に代わる新たな化合物SRT-2104を開発し、進化させているといわれます。
いずれにせよ、これらの研究成果は難病や生活習慣病の予防に使用されるべきで、暴飲暴食を続ける不健康な人々が愛用すべきものではないと当初からの研究者であるボストン在住のシンクレア―博士(David Sinclair)は語っています。


D.シンクレア博士(写真)と言えば、ガレンテ教授の一番弟子にして大金持ち。
700億円(今の為替レートだと550億円ほど)で自分が立ち上げた会社(Sirtris社)をGSKへ売り飛ばしちゃいました(笑)。
SRT-1720で既にレスベラトロールの1000倍の活性を持つと言われていましたから、その後釜のSRT-2104だと一体どれ位の力価になっているのでしょうか。
師匠のL.ガレンテMIT教授にノーベル医学生理学賞が来る時に、今井眞一郎ワシントン大教授と共に共同受賞するかも知れませんな。
「暴飲暴食を続ける不健康な人々が愛用すべきものではない」
仰る通りでございます。
私はファイザーのラパマイシン(Rapamycin:商品名Rapamune)も飲みたいとは思いませんな、感染症が怖いですから。
CR(糖質ゼロ)、IF(間欠的断食)そしてちょっときつめの運動。
健康長寿にはこれが基本ですな。
「オオカカさま」を労わりましょう、鍛えましょう、皆様。


サーチュイン研究の創薬に向けた挑戦(動画:4分25秒)
http://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/amrd/sinclair.html


120歳まで長生きできる妙薬、登場の日も近い?(2008/6/5)
http://news.livedoor.com/article/detail/3670681/

>余生の方が長いような。
若返りの薬がビジネスになる証拠をお探しの方には、
この春のSirtris買収のニュースはいかがでしょう?
Sirtrisは低カロリー制限食の老化防止の効用を専門に研究してるアメリカの製薬会社なんですけど、英グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline、GSK)がこの会社に払った買収額いくらかわかります? 7億2000万ドルです。
もちろん元は取れると踏んでのこと。
「120歳まで長生きできる薬」を売って、うんと稼ぐ予定なのです。
今から5年前、ハーバード大医学部教授のデビッド・シンクレア(David Sinclair)氏=Sirtris社長=が発見したのは、低カロリー制限食で活性化した遺伝子をターゲットとし、寿命を伸ばす分子レスベラトロル。サルとか雑多な動物で研究後、これがいよいよ人間で臨床実験を行う段階に近づいているそうなんですね。
この新薬の効用は、体力の弱ったヨボヨボ状態で老齢期をいたずらに長引かすんではなく、老化プロセスを完璧にスローダウンさせるところにあります。
大手製薬会社はどこも今こうした遺伝子や薬品の研究には予算を湯水のように注ぎ込んでいるので、市場に出た途端、競争は熾烈を極めることが予想されます。シンクレア教授はこう語ってますよ? 
「糖尿病の薬と同じように、市場に出回るでしょうね。ライバルに勝つには1粒3ドルか4ドルの値段で売らなくては駄目ですね。特許の網が取れた途端、企業はたちまち1粒何セントという値段で作れるようになるはずです。まるでアスピリンのように」
アスピリン感覚で老化を止めるなんて…。未来はすごい。


レスベラトロール効果研究会
http://resveratrol.livedoor.biz/


『人は誰でも「元気な100歳」になれる 長寿遺伝子活性化の秘訣』 (小学館101新書) [単行本]
坪田 一男 (著)
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E4%BA%BA%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%8C%E5%85%83%E6%B0%97%E3%81%AA100%E6%AD%B3%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B-%E9%95%B7%E5%AF%BF%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%8C%96%E3%81%AE%E7%A7%98%E8%A8%A3-%E5%9D%AA%E7%94%B0%E4%B8%80%E7%94%B7-9784098251056/item/11116085/

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目指せパーフェクター!パーフェクターは百寿者のたったの12%だとか。, 2011/6/20

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 人は誰でも「元気な100歳」になれる 長寿遺伝子活性化の秘訣 (小学館101新書) (単行本)

2011/4/11に出たばかりの坪田一男先生(慶大医眼科教授)の最新刊。
大きな病気は何も無く、健康で日常生活を楽しむ百寿者を『パーフェクター』と言うらしい。
これに対し、80歳までに大病したが何とか100歳まで生き延びた方を『サバイバー』と言う。
本著はパーフェクターになるにはどうしたら良いかを教えてくれるご本である。
先生は著書を沢山出しておられるが、ドンドン良くなって来ているようだ。

巻頭はかの有名な日野原重明先生との対談である(26〜54p)。
日野原先生は「セミかまいけ式」の実践者。
含蓄深い先生のお言葉は最早神々しい位である(笑)。
それに続く第2章〜5章では、坪田先生が実際に対面調査を行った百寿者がたて続けに登場している。
なんでこの方は100歳まで来れたのか?
実際のノウハウが次々と明らかにされる。

サーチュイン・カロリス・インスリンシグナル・ホルミーシス・レスベラトロール・オスモチン・チョッときつめの運動・ご機嫌・見た目。
この辺りは今までの作品でも書いて来られた所か。
昨年4月以来、サーチュイン派(坪田先生はこちら)とmTOR派の誌上バトルが継続中であるが、
本著の59pでは、宿敵mTORについてもきっちりと触れている。
むこうと違って完全無視はしないのが偉いぞ、坪田先生(笑)。

尚、坪田先生は現在、日本抗加齢医学会の副理事長をお勤めである。
同学会に理事に、私の尊崇する伊藤裕慶大医教授が最近選出されたと聞く。
「125歳を目指す」という坪田先生と同学会の今後の活動に大注目である。
各章の終りには、まとめとして
『元気な100歳になる・食習慣・生活習慣・心がまえ・人生設計』
が載っていて知識の整理に便利。
星は5つ。
寝たきりでない元気一杯100歳(パーフェクター)を目指す方は必読であろう。

 
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