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* たけしのみんなの家庭の医学:小腸のチカラで血糖値を上げない

日時: 2011/12/08(木) 16:46:43 メンテ
名前: tsunco

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一昨日(12/6)にTV朝日系で放送されたみたいです。
小生、迂闊にも見逃してしまったのですが、
腸に注目するとは、なかなかのもの。時流に乗っていますな。
日本糖尿病学会に洗脳されている皆様のNOKの『ためしてガッOン』よりは一歩前進だったみたいですな(笑)。
御時間(46分)を頂戴出来る方にご紹介致します。

たけしのみんなの家庭の医学:小腸のチカラで血糖値を上げないSP(動画46分) 2011年12月6日放送
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-8795.html


お疲れ様。
如何でしたでしょうか、皆様。
ここでチョッと批判的に復習して見ましょう。

http://kenko.asahi.co.jp/broadcast_dtl.php?broadcastId=73
http://kenko.asahi.co.jp/doctor/broad_111206.php

>炭水化物は摂った方がいいの?摂らない方がいいの?
お米や砂糖など、いわゆる「炭水化物」を多く食べると、糖尿病や糖尿病予備群の人では食後の血糖値(血液の中のブドウ糖の量)が上がりやすくなります。それなら食事中の炭水化物を減らしてしまえば良いのではないか?確かに、炭水化物を減らすことで“食後”の一時的な血糖上昇は抑えることができます。
しかし、炭水化物を食べない分、食事の脂質(あぶら)やたんぱく質で補おうとし、長い目で見ると、身体に脂肪がたまったり、空腹時(食事前)の血糖値がかえって高くなってしまうことがあります。また、腎臓の病気を患っている方などは、たんぱく質の摂り過ぎが腎臓の働きをさらに悪くしてしまうことも知られています。
つまり、健康は、何らかの食材を極端に減らしたり、逆に多く食べたりして得られるものではないのです。ありきたりのことですが、“バランスの良い食事”を心がけることが大切になります。一方、野菜や果物など、食物繊維を多く含む食材を一緒に食べることで、小腸での栄養素の吸収を緩やかにできることが知られています。このため、コレステロール値や食後の血糖値が気になる方には、食物繊維の摂取を心がけることが勧められます。
【長〜い小腸をもった日本人】ピッタリの食事法は?
日本人の小腸は西洋人に比べて長いとされています。肉食動物に比べて草食動物の腸が長いことも良く知られた事実ですので、日本人の小腸の長さは、米や野菜を中心とする長年の食習慣と関連するのかも知れません。
小腸はだいたい6mくらいあり、その粘膜の細胞の一部から「インクレチン」と呼ばれるホルモンが分泌され、すい臓からインスリン(血糖を下げるホルモン)の放出を促したり、脳に働いて食欲を抑制することが分かってきました。このインクレチンの働きを強めるくすりが、新しい糖尿病の治療薬として使われています。
では、通常は、どのような場合にインクレチンの分泌が増えるのでしょうか?インクレチンを分泌する細胞は小腸の終わりの部分に多いとされ、栄養素がここまで到達し、この部分で吸収されると、インクレチンの分泌が高まることが知られています。つまり、小腸の終わりまでまんべんなく使うことが、血糖や食欲を適切にコントロールするためにも重要なのです。
これに対して、容易に消化されてしまう食べ物は、多くが小腸の前半部分で吸収されてしまうと言われています。日本人の長い小腸を存分に活用し、健康を維持するためにも、我が国で育まれてきた野菜中心の「日本食」を見直す時が来ていると言えるでしょう。



とほほ。
横手教授はグルコース神話・カロリー神話・粗食信仰から一歩も逃れられていないようです。
まず、「糖質ゼロ」で身体に脂肪がたまったり、空腹時(食事前)の血糖値がかえって高くなってしまうことはありません。
油選びを間違わなければ長期的にも安全で、糖尿病以外の病気を招くなんて事もありません(大櫛ら)。
そして、脳の神経細胞を動かすのは糖分ではなく短鎖脂肪酸(βヒドロキシ酪酸)です。
成人では糖新生機能がきっちり備わっているので、βヒドロキシ酪酸を利用出来ない赤血球(ミトコンドリアが無いから)の為に糖分をわざわざ外から食餌で摂る必要も有りません。
次に、日本人の小腸の長さは西洋人と有意差有りません。
「肉類のGIは低め」なのではなく、理論的現実的に肉類にGIは有り得ません。
ライオンじゃあるまいし、ヒトは一度に何Kgも肉喰えませんからね(笑)。
GIなんてものは「糖質ゼロ」ではそもそも必要のない概念でございます。
そして、肉類を食べ過ぎてカロリーオーバーになる方も極めて例外的です。
それから、日本糖尿病学会が唯一推奨する糖質55〜60%食が“バランスの良い食事”であると言う根拠・エビデンスは何処にも有りません。
最後に、高橋英樹さんへ。
朝からステーキ喰ったって血糖値は上がりませんから、ご心配無く(笑)。

千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学・教授挨拶
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/clin-cellbiol/greeting/index.html
横手 幸太郎(ヨコテ コウタロウ)
1963年生まれ。
1988年千葉大学医学部卒業、同年第二内科入局。
臨床研修ののち、’92年ルードヴィヒ癌研究所へ留学。
’96年ウプサラ大学大学院医学系博士課程修了。
日本学術振興会特別研究員を経て、’99年より千葉大学医学部内科学第二講座(斎藤康教授)助手。
2009年千葉大学大学院 教授。



〜本日の関連記事〜
糖尿病治療のカロリー制限は、エビデンスレベルが最低なお話(2011/10/21)
http://ktkky.blog94.fc2.com/blog-entry-1079.html

長期的にも安全:1食5g以下の糖質でも何の問題も生じない!(2011/10/29)
http://bbs11.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=ppkorori&mode=view&no=247
粗食は短命食! 糖質過剰こそ最大の栄養失調である(2011/11/23)
http://bbs11.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=ppkorori&mode=view&no=270
「健康のためには粗食を」は真っ赤なウソ!(2011/5/24)
http://bbs11.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=ppkorori&mode=view&no=130



〜本日の参考図書〜
『「GIの値」を知れば糖尿病はよくなる!―食後血糖値を高くしないのがカギ!』 [単行本]
田中 照二 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8CGI%E3%81%AE%E5%80%A4%E3%80%8D%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8C%E3%81%B0%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B-%E2%80%95%E9%A3%9F%E5%BE%8C%E8%A1%80%E7%B3%96%E5%80%A4%E3%82%92%E9%AB%98%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%82%AB%E3%82%AE-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E7%85%A7%E4%BA%8C/dp/4391139448/ref=cm_cr-mr-title

5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 3.0

「GIを知れば糖尿病になるのが若干遅れるかも知れない」なら、有り得たが・・・, 2011/2/11

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 「GIの値」を知れば糖尿病はよくなる!―食後血糖値を高くしないのがカギ! (単行本)

筆者の田中先生は東京慈恵医大の元内科教授にして、現在日本GI研究会代表世話人をお勤めです。
結論から言えば「GIを知っても糖尿病はよくなりません」です。
何となれば、GI(グリセミック・インデックス)は耐糖能正常人で得られた数値であり、糖尿人でのものではないからです。
サブタイトルの「食後血糖値を高くしないのがカギ!」は確かに仰る通りですが、
糖尿病の方では、糖質を摂る限り、それがたとい発芽玄米であれ蕎麦であれ、食後血糖値はドカンと上がります。
そう、グルコーススパイクから免れる事は出来ないのです。
従って糖尿人は糖質を摂る限り血糖のコントロールは良くなりません。
だから「GIを知っても糖尿病はよくならない」のです。
もし本著のタイトルが「GIを知れば糖尿病になるのが若干遅れるかも知れない」なら、有り得るかも知れませんが(笑)。

GL(グリセミック・ロード:168p)とか次の指標が出てくるのも、GIに本質的意味が無いからです。
「英語に糖質に相当する適切な言葉が無いから出て来たのがGIと言う概念。元々不要のもの。」
「最初が間違っているから出口が解らずに右往左往している。(釜池)」
教祖のお言葉の通りだと思います。

88〜89pに江部康二先生が登場するところは若干は評価出来るので星はオマケして3つ。
糖尿病人の方は批判的に読まれればと思います。



『肉もお酒も楽しんで糖尿病が良くなる』 [単行本]
牧田 善二 (監修)
http://www.amazon.co.jp/%E8%82%89%E3%82%82%E3%81%8A%E9%85%92%E3%82%82%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%A7%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E3%81%8C%E8%89%AF%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B-%E7%89%A7%E7%94%B0-%E5%96%84%E4%BA%8C/dp/4093045720/ref=cm_cr-mr-title

11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 5.0

炭水化物だけが血糖値を上げる!だから炭水化物の制限が決め手なのは当たり前。, 2011/1/2

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 肉もお酒も楽しんで糖尿病が良くなる (単行本)

前著『糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい』でヒットを飛ばした糖尿病専門医・牧田先生が今度は糖尿病患者である編集者2人と作った実践記である。
ご本の中で「編集A」と「編集B」として実際に登場している。
そして測る測る、血糖を。自己測定しまくりなんである(笑)。
その結果、解った事は
・白米も玄米も血糖値を上げることで差はない
・パンよりご飯のほうが血糖値を上げる
・ほんの少しの日本ソバも驚くほど血糖値を上げる
・お酒は血糖値を下げる
・ステーキもから揚げも血糖値を上げない
・GI値はあてにならない
・甘くないせんべいが驚きの高血糖を招く
・ストレスも血糖値を上昇させる・・・

78pのコラム「なぜ、いまだにカロリー制限法にこだわるのか」はなかなか秀逸である。
ここで牧田先生は「炭水化物だけが血糖値を上げる」と言う科学的事実を恥ずかしながら2001年まで知らなかったと告白する。
それなのに炭水化物制限ではなく、「糖尿病はカロリー制限で行く」とゴリ押しするのは実は日本の医療界・教育界・行政全体を巻き込んだ「政治的配慮」なのである。
自分は個人開業の医師なので好きな治療が出来るが、大きな組織(大病院など)なら決められた流れと変えるのは難しいと今の日本の現状を痛烈に批判する。
この「政治的配慮」によってどれだけ多くの犠牲者が出ている事か。

そしてラスト190pの「おわりに」は実にしみじみとした文章になっている。
そう、筆者は牧田先生でなく「編集部」。
懸命に頑張っても悪くなる一方のカロリー制限療法に根本的な疑問・怒りを投げかける共著者のお二人なんである。

巻末178p〜189pには食品成分表付き。
もちろん食品100g当たりの炭水化物量・食物繊維量が明示されている。
糖尿病患者すべてにお勧め出来る作品である。



『腸! いい話』 (朝日新書) [新書]
伊藤 裕 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%85%B8%EF%BC%81-%E3%81%84%E3%81%84%E8%A9%B1-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E8%A3%95/dp/4022734272/ref=cm_pdp_rev_itm_title_3

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

5つ星のうち 5.0

二つの共生者(体内のミトコンドリアと体外の腸内細菌叢)の切り口から健康長寿を考えてみた本, 2011/11/14

By tsunco "CR・IF" (近畿地方・時々首都圏・たまに国外)
(トップ500レビュアー)

レビュー対象商品: 腸! いい話 (朝日新書) (新書)

私が尊崇する天才・伊藤裕教授(慶大医)の一般向け2作目に当たる新作。
今回は、発生学的に最初に誕生してくる器官『腸』にスポットライトを当てた作品である。
太古の昔(20数億年前)に細胞内(すなわち体内)に取り入れた細菌・ミトコンドリアと
腸の中(こちらは体外)に共生する何十兆個という腸内細菌叢。
この二つの共生者が健康長寿には欠かせないと、その重要性を見事なまでに描き切っている。
そして帯には大腸癌から生還した鳥越俊太郎氏が登場しており、これまた実に的を得た起用と言える。

最初の方の「ヒトは骨で育った」の章(27p)で、
島泰三氏の『親指はなぜ太いのか』を引用している所は流石である。
伊藤教授もヒト本来のニッチを骨・骨髄と考えておられるようである。
曰く、
・快便になる食事のタイミングを見つけ出せ。
・見つけた「オレ流」の食事時間を頑固に毎日守れ。
・食事に合わせて仕事をする位の気構えを持て。
教授は今注目の時間医学にも言及するのだ。
確かに百寿者は十年一日の如く毎日同じサイクルを繰り返す。

前作からのご主張では有るが、
「身体を鍛える」とは「ミトコンドリアを鍛える」という事。
それには、
・チョッときつめの運動。
・腹八分:チョッとお腹が空いている位をキープ。
もう耳にタコができている(笑)。
今回は是に加えて、
・インスリンが利き過ぎると寿命が縮まる。(133p)
・肥満した方は糖質を控えた方が良い。(135p、157p)
・グレリン、胆汁酸、ANP、サーチュインこれらは全て、ミトコンドリアを増やして細胞を元気にする。
と断言する。

最後の方(第9章)では、CRとIFにもきっちり触れられているが、
CR(カロリー制限)に関しては、感染症との問題を今後慎重に検討すべきとしているし、
IF(間歇的断食)に至っては、ハイリスク・ハイリターン。今後の検討課題としている。
慎重居士の伊藤教授らしい。教授は飽く迄も慎重である。
健康長寿を目差す全ての方にお薦め出来る会心作である。
この際、前作『臓器は若返る-メタボリックドミノの真実』、
島泰三氏の『親指はなぜ太いのか』、
釜池豊秋先生の『糖質ゼロの健康法』、
そして浜崎智仁教授の『コレステロール値が高いほうがずっと長生きできる』
も併せて読まれん事をお勧めする。

 
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